キャッシュフロー・コンサルティング

毎期の決算での決算書や試算表は、数値の羅列で経営に生かせないと多くの経営者からのお話をうかがいます。

決算書は税務申告や銀行への説明の際に使われることが多く、「外部報告」のための報告書類で、経営判断に行うための資料ではなく、経営の実情を数値から読み解くことは難しいといえます。

経営判断に活用できる数字の情報は、タイムリーにお金の流れや増減が把握できて、経営者の感覚とずれていないことが必要といえます。

『お金のブロックパズル』は、図表を使ってビジュアル化してお金の流れを理解することができます。

その結果、次のことが分かるようになります。

　✅売上が上がっているのに、利益が伸びない理由

　✅利益がでているのに、借入が増えたり資金が手元に残らないのか

　✅在庫や設備投資が、資金繰りにどのように影響が出るのか

　✅未来費用（採用費用、人件費）にどのくらい支払うことができるのか

　✅利益と資金を増やすために、どこに対策を打てば良いのか

　✅借入と返済はいくらまで可能か

『お金のブロックパズル』を活用していくことで、決算書が読めなくても２割の数字の知識で経営判断に使う大事なことの８割を理解することができるようになります。

売上や利益など過去の数値の状況は、決算書や試算表を見れば分かります。今期の予測、来期や再来期の予測となると判断に基づく明確な数字を出すことは難解でもあります。

来期、社員を採用する、新しく設備投資を行うといった経営判断をするときに、その判断がどれだけ会社の資金に影響するか、キャッシュフロー計画表で過去の実績と未来の予測が「見える化」され、経営判断の実行、売上、経費、利益がいくらになるかのイメージがより分かりやすくなります。

１枚のシートで資金の流れが見通せる「１シートマネープラン」を用いて年間の『キャッシュフロー計画表』を一緒に確認していきます。

会社の１年間の経営の流れから事業資金の収支を確認して、数値の客観的な根拠により、年間の売上、粗利益、利益目標の目標値を設定していきます。

計画と実績とのギャップを把握していくことで、経営の解決策へと経営の判断そして行動へと移して行くことができます。

会社や事業のお金の流れを見える化することで、今までお金の流れが見えていなかったことへの漠然とした不安やストレスから解放され、事業へと集中することができ、業績向上へと目指していきます。

また、過去の数字、現状の数字の確認だけで終わらず、未来の数字を計画により導き出し、その計画にもとづいて必要な行動へとつながっていきます。

会社社長やフリーランスの事業者への経営・財務のパートナーとして、経費の見直し、設備投資、人材費用、未来費用といった経営判断の実行へとサポートいたします。

数字以外の経営課題についても、問題点から解決策を一緒に探り考えます。

会社や事業の『ミッション』『セルフイメージ』『カンパニースピリッツ』を言語化し、会社の１年後、３年後、１０年後のビジョンを策定していきます。

客観的な経営数字をもとに会社や事業のビジョンを明確化していきます。言語化することで、事業や経営に関する考えが整理され、新たな気づきも得られます。

また、年間のアクションプランを作成することで、年間目標を達成するためのプランがどのタイミングで何をすべきなのかが時間軸で具体的に認識していくことができます。

アクションプランを作成後は、毎月の実行を確認して、見直しを行い、経営の行動を確立していきます。毎月の計画の進捗を確認しながら、できたことの成果とできなかったことの改善を図っていきます。

社長と社員では立場が異なり、その立場の違いから、頭の中を占める会社や事業に対する情報量も異なります。

幹部社員、社員の方々へも会社の『ミッション』『セルフイメージ』『カンパニースピリッツ』の共有を図ることで、社員の会社に対する期待もあがり、働くモチベーションへとつながります。

社長の考えや会社のビジョンを明確にして、社内で共通認識することで、会社への不満を持つ社員が自らやる気になり会社を盛り上げていこうと、他人事から自分事への考えの転換へと変わります。

長く会社へ勤務したい気持ちの変化に離職率が下がり、社員の勤続年数が上がる効果も期待できます。

また、会社の経営数字の見える化により、社員へも経営数字に興味をもってもらうことで、社長と社員の意識のズレを縮め、社員も社長目線で仕事をするようになる行動の変化で事業の成長が加速していきます。

社長と社員の方々の方向性の価値観の共有を図るうえで、社内の各会議へのオブザーバー参加や社員の方へ向けた勉強会を開催いたしております。